プジョーの205、309、405のひとつの問題は、ARJも鈴木も、まだプジョーに慣れていないということだ。ダイハツ中古車はARJは古い自動車屋さんだが、プジョーを手がけてからまだ2年しかたっていないし、鈴木にいたっては、軽自動車が主力商品だったのだ。実際、サービス体制についての不満をユーザーからよく聞く。トラブルが起こったとき。対応が遅かったり、修理に時間がかかったり、部品がなかなか入手できなかったりと、さまざまな問題が起こるだろう。このクルマを売る鈴木はすごく熱心で、自社のクルマを売るのと同様の熱意をもっているが、サービスというものは、純粋に技術的な問題だから、心だけではどうにもならないところがある。私はそのへんに懸念を感じる。405の直接のライバルは、シトローエンのBχだろう。アバンギャルドなBχか、オーソドックスなプジョーか、こいつは選択がむずかしい。さらにオーソドックスとなると、BMWの318あるいはアウディ80といったところもはいる。