経営者としての資質に磨きをかけたM氏が選んだのが、個別指導教室のフランチャイズへの参加であった。軸になる「クラフト産業」という土台を固めたうえでの新規事業展開に。M氏は分社「クリエイト産業」を設立したが、これはM氏が塾を始めとした文化事業中心のサービス業を、その後の視野に入れていたからに他ならない。クリエイト産業での業務には、クラフト産業から社員を出向の形で派遣することになった。まず、盛岡駅前教室をオープン。チラシなどは本部のマニュアルどおりに撒いた。オープンして生徒が三〇人ほど集まったものの、いつまでだってもそれ以上には増えない状態が一年間続いた。正直な話、「とんでもないことを始めてしまったかな」と思ったM氏たった。(関連情報)四谷学院ホームページ